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煽り・巻末コメントの裏側

Written By Rio Fujisawa on 2014年12月5日金曜日 | 12/05/2014


Yahoo!ニュース - 少年マガジン「私信掲載」で物議 (web R25) 

  という記事がありました。これは、漫画終了部分にある「次号煽り文」で、自分のコメントを載せた、という内容です。


  実は、多少違えどこういうのは以前からあります。あの煽り、編集者が手間ひまをかけ書いてくださっています。作家側が指定すれば、作家の言葉が載るとは思いますが、ほとんどの人は締切で頭がクラクラしているので完全にお任せします(表紙の煽りを指定したことがあるので、指定は可能です)。もっというと、巻末コメント、某編集部の時には担当を非常に信頼していたのもあり、こういう内容でお願いします、と完全おまかせ状態でした。そうです、あなたが作者の言葉と思って読んでるその文章、ただの担当編集者の(略)

 見方を変えれば、普段は黒子的役割に甘んじてる編集者の力量の現れるところ、本領発揮部分とも言えるかもしれません。そんなもの表さなくていいという突っ込みも入れたくなりますが、やはり読者ページの担当になると、自分が主役になって作れるので楽しそうですから、同様にはりきってしまったのかもしれません。

 問題なのは、すべての編集者がこう、なんというか、やる気があったり、作者との意思疎通が出来ていたり、理解力があるとは限らない、ということです。知り合いの漫画家さんが「担当に デ タ ラ メ を書かれて困る!」と怒っていたことがありました。奢りもない、普段一切文句を言わない穏やかな方なのですが、そのあらぬ方向への間違い煽りの結果、一般にも人気があってアニメ化もしてる作品だったこともあり、読者から大量に問い合わせが来ていたとのこと。その編集者とは小さな仕事をしたことがあるのですが、5分ほどの会話なのに、全くかみ合わず途方に暮れた記憶があるので、一瞬で理解し、同情したわけです。

 つまり、作家サイドは基本「迷惑」します。真面目な作家なら、怒るかもしれません。普段は担当を信頼して見ないので、自分にもあったかもしれませんね。上記の作家さんも、大量の問い合わせで気づいたようです。

 対処法としては、、、こだわりのある作家は、自分で煽りを指定することですね。

 待て!次号




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