ショートカットの覚え方・「検索」と「置換」
ブラウザ上でhtmlを打っていて、検索のctrl+Fはよく使うが置換はできないのかなと気になり検索すると、うっかり
痴漢
と入力してしまい、かつ出たのがH。
つまり、こういうことかな?
ctrl+FのFはFindのF。
なのはわかるが。
Hって何???
とりあえずctrl+Hについて調べてみました。
1.歴史的経緯
Ctrl+Hが置換機能に割り当てられている理由は、歴史的な経緯によるものだそうです。
1. タイプライター
昔のタイプライターには、文字を消去するための「Backspace」キーがあり、現在のキーボードのようにカーソルを1文字前に移動するのではなく、カーソルがある位置の文字を消去する機能のみを持っていた。このBackspaceキーは、Hキーの近くに配置されていたため、Hキーを誤って押してしまうことが多く、これが「Hキー=消去」というイメージを定着させた。
これが一番説得力がある説です。
昔からの慣習によるもの。
2. ASCII
Control-H、16進数08はバックスペースを表すASCIIコードで、ビル・ゲイツが半ズボンをはいていた頃から使われている。そのほとんどはテレプリンターなどの制御用に設計されたもので、多くは今でもシリアル通信プロトコルで使われている。
ビル・ゲイツ、半ズボンだったんだ…(そこじゃない)
Backspace由来なのがここでも。
3. GUIの誕生
その後、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が誕生し、マウスを使った操作が主流に。しかし、Ctrl+Hなどのキーボードショートカットは、そのまま引き継がれる。
4. 現在の状況
現在では、多くのソフトウェアで置換機能にCtrl+Hが割り当てられている。これは、歴史的な経緯に加え、Ctrl+Hが比較的覚えやすく、使いやすいショートカットキーであるためと考えられます。
覚えやすいか?
という突込みはなしな感じ。
Visual Studio Codeで出してみました。両方出すとこんな感じ。
2.ブラウザにおけるCtrl+H
ブラウザでは履歴が開くことになってます。
つまり、肝心のやりたかったブラウザ上でのhtml編集の置換はない、ということですね。トホホ
一部のソフトでは、Ctrl+Hではなく、Ctrl+FやCtrl+Rなどの別のキーが置換に割り当てられている場合があります。
3.まとめ
H=Helpでもいいですが、日本人ならもう痴漢=Hでいいのではないでしょうか。
ブラウザの場合は、開くのH。
ペーストなのにVだったり、ハサミの形だからXとかそもそもどうでもいいネーミングぽいですし…
ブラウザでは使えないのであんまり必要なさそうではあります。